アメリカ K-1(婚約者ビザ)
米国市民スポンサー+ 2 年以内の対面歴+結婚意思+経済支援能力で取得できる、入国後 90 日以内の結婚を前提とした婚約者ビザです。
まず、30秒で
細かい話の前に、これがどんな制度かをつかみましょう。
米国市民の婚約者として渡米し、90 日以内に結婚するためのビザです。
アメリカ合衆国で家族・配偶者を目的とする、対象国籍の人。
家族・配偶者を目的にアメリカ合衆国に滞在します。
在留期間の目安です。
やさしく言うと
実際の人数と国籍
この制度で実際にどれくらいの人がいて、どこの国・地域の人が多いかを、公式統計から示します。
主な条件を、やさしく
この制度で実際に見られる主な条件です。細かい要件は分野・国籍で変わります。
米国市民の婚約者
必須スポンサーは米国市民(永住者は不可)であること。
直接対面歴
必須申請前 2 年以内に直接対面したことが必要(例外あり)。
結婚意思
必須米国入国後 90 日以内に法的に結婚する意思と能力が必要。
経済的支援能力
必須米国市民スポンサーが連邦貧困ガイドラインの 100%(一部 125%)以上の収入を有することが必要。
むずかしい言葉を、やさしく
この制度でよく出てくる用語を「つまり何か」で説明します。
どう進む?(ステップ)
大まかな流れです。実際の順序・必要書類は公式ページで確認してください。
米国市民の婚約者が USCIS に I-129F 請願書を提出する。
USCIS 承認後、National Visa Center (NVC)を経由して在外公館へ書類送付。
本国の米国在外公館で K-1 ビザ面接を受ける。
渡米後 90 日以内に法的に結婚する。
結婚後、I-485 で資格変更し「条件付き永住者」となる。
2 年後に I-751 で条件解除し、正式な永住者になる。
似た制度と、どう違うか
混同されやすい制度と並べて、立ち位置の違いを整理します。
| くらべる軸 | アメリカ K-1(婚約者ビザ) | アメリカ 移民ビザ(グリーンカード取得ルート総称) | アメリカ H-1B ビザ |
|---|---|---|---|
| 制度の目的 | 家族・配偶者 | 永住・長期滞在 | 就労 |
| 在留期間の目安 | 90日以内 | 永住 | 最長3年 |
| 永住への道 | 永住・定住につながる道がある | 永住・定住につながる道がある | — |
| 内定(雇用)の要否 | 内定がなくても申請できる場合がある | — | 内定(雇用)が必要 |
できること・できないこと
✅ できること
- +アメリカ合衆国で家族・配偶者として活動できる
- +永住・定住につながる道がある
🚫 できないこと
- −対象や活動の範囲を超える利用はできない
人数・選ばれ方
枠・抽選・ポイント制・スポンサーなど、選ばれ方のしくみです。
人数枠
年間上限はありません。
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米国市民の婚約者がスポンサー(米国永住者は K-1 のスポンサーになれません)。
なぜ、この制度があるか
アメリカ K-1(婚約者ビザ)が、なぜ・どんな目的で設けられているか。
受け入れの目的
米国市民が外国籍の婚約者を呼び寄せ、米国内で結婚+永住申請に進むための制度です。 国際結婚カップルの統合を米国国内で完結させることを意図しています。
誤解されやすい点
入国=永住権ではありません。入国後の結婚+ I-485(資格変更)を経て、まず「条件付き永住者」になります。
ここを押さえる
この制度で特に間違えやすい・見落としやすい点です。
入国後 90 日以内に結婚しないと出国義務が発生します。
結婚しても即時の永住権ではなく、まず「条件付き永住者」を経由します。
米国永住者(Green Card 保持者)の婚約者は K-1 を取れず、結婚後の家族ビザ(IR-1/CR-1)ルートになります。