アメリカ 商用短期ビザ(B-1)
米国で就労せず、短期商用(会議・契約交渉・トレーニング受講等)目的で滞在するためのビザ。
まず、30秒で
細かい話の前に、これがどんな制度かをつかみましょう。
会議出席・契約交渉・短期出張など、米国で報酬を得る就労に当たらない商用目的の短期ビザ。
アメリカ合衆国でビジネス・経営を目的とする、対象国籍の人。
ビジネス・商用を目的にアメリカ合衆国に滞在します。
在留期間の目安です。
やさしく言うと
実際の人数と国籍
この制度で実際にどれくらいの人がいて、どこの国・地域の人が多いかを、公式統計から示します。
主な条件を、やさしく
この制度で実際に見られる主な条件です。細かい要件は分野・国籍で変わります。
訪問目的
必須会議・交渉・出張など、米国側で報酬を得る就労に当たらない商用活動が必要。
帰国意思
必須一時滞在後に帰国する意思を示す必要あり。
むずかしい言葉を、やさしく
この制度でよく出てくる用語を「つまり何か」で説明します。
どう進む?(ステップ)
大まかな流れです。実際の順序・必要書類は公式ページで確認してください。
自分の国籍が ESTA(VWP)対象国かを確認する。対象なら ESTA で短期商用可能。
ESTA 対象外、または 90 日を超える場合は B-1 ビザを在外公館で申請する。
訪問目的(会議・契約・展示会など)と帰国意図の証明を準備する。
米国入国時、CBP(税関国境警備局)で目的・期間を申告する。
似た制度と、どう違うか
混同されやすい制度と並べて、立ち位置の違いを整理します。
| くらべる軸 | アメリカ 商用短期ビザ(B-1) | アメリカ H-1B ビザ | アメリカ ESTA(ビザ免除プログラム) |
|---|---|---|---|
| 制度の目的 | ビジネス・商用 | 就労 | 短期滞在・観光 |
| 在留期間の目安 | 6か月以内 | 最長3年 | 90日以内 |
| 家族の帯同 | 帯同に制限がある | — | 帯同に制限がある |
| 永住への道 | そのまま永住にはつながりにくい | — | そのまま永住にはつながりにくい |
| 内定(雇用)の要否 | 内定がなくても申請できる場合がある | 内定(雇用)が必要 | 内定がなくても申請できる場合がある |
できること・できないこと
✅ できること
- +アメリカ合衆国にビジネス・経営で滞在できる
🚫 できないこと
- −家族の帯同には制限がある
- −そのまま永住にはつながりにくい
- −就労はできない(報酬を得る活動は不可)
なぜ、この制度があるか
アメリカ 商用短期ビザ(B-1)が、なぜ・どんな目的で設けられているか。
短期商用の受け入れ
会議・商談など短期のビジネス目的でアメリカ合衆国を訪れる人のための制度です。
ここを押さえる
この制度で特に間違えやすい・見落としやすい点です。
報酬を得る活動は不可。米国での給与所得・営利活動は別の就労ビザが必要です。
「契約交渉」は OK でも「契約に基づき米国で実作業」は NG。線引きに注意。
ESTA 取得歴があると入国審査が円滑ですが、CBP の最終判断で拒否される場合もあります。