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イギリスへ行く制度
🌐 対象国籍の人 イギリス

イギリス Skilled Worker ビザ

UK Skilled Worker visa

英国政府に認定された会社(=スポンサー企業)から仕事のオファーを受け、その会社が発行する仕事証明(CoS)を使って申請します。

就労できる在留 最長5年
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まず、30秒で

細かい話の前に、これがどんな制度かをつかみましょう。

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これは何?

英国政府に「外国人を雇ってよい」と認定された会社から内定をもらい、英国で働くためのビザ。

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だれのため?

イギリスで技能・就労を目的とする、対象国籍の人。

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何をする?

就労を目的にイギリスに滞在します。

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どれくらい?
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在留期間の目安です。

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やさしく言うと

英国の認定企業から内定をもらって、英国で働きたい人向けのビザです。
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実際の人数と国籍

この制度で実際にどれくらいの人がいて、どこの国・地域の人が多いかを、公式統計から示します。

Skilled Worker(熟練労働者)ルートの入国査証発給数(本人+同伴家族)
68,067
2025年4月〜2026年3月(直近12か月) 時点
国籍・地域の内訳(多い順)
インド17,908人
パキスタン7,184人
アメリカ5,439人
フィリピン3,349人
フランス2,505人
中国2,002人
英国の就労査証のうち、技能労働者向け「Skilled Worker(旧Tier 2 General)」の海外からの新規入国査証の発給件数。本人29,745件と同伴家族38,322件の合計68,067件(直近12か月)。本人のみで見るとインドが最多で次いでアメリカ。なお概況版が示す約111,000件は医療・介護ルート等を含むより広い数字で、Skilled Worker単独とは異なる。
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主な条件を、やさしく

この制度で実際に見られる主な条件です。細かい要件は分野・国籍で変わります。

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年齢
必須

18 歳以上であることが必要。

🗣️
英語力
必須

日常会話と簡単な仕事の説明ができる中級英語レベル(CEFR B1 つまり中級ライン)を、所定の英語試験合格、英語圏での学位、英語を主要言語とする国出身などで示します。

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スポンサー
必須

英国政府(Home Office)から Skilled Worker Sponsor License(つまり「外国人を雇ってよい」と認定された会社の許可証)を付与された雇用主から内定をもらう必要があります。

📝
雇用契約
必須

認定スポンサー企業から発行される Certificate of Sponsorship(CoS)が必要。

💴
給与
必須

職種ごとの going rate と全体最低賃金しきい値の高い方を満たす給与。しきい値は年度ごとに更新。

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生活維持資金
条件・考慮

原則必要。A-rated sponsor が資金面の証明を引き受ける場合は免除あり。

🛡️
無犯罪証明
条件・考慮

保健・教育・社会福祉等の職種で、過去 10 年居住国の Police Certificate を求められる傾向。

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健康
条件・考慮

対象国出身者は結核検査(TB test)必要。Immigration Health Surcharge(IHS)の支払いが必要。

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むずかしい言葉を、やさしく

この制度でよく出てくる用語を「つまり何か」で説明します。

Sponsor Licence(スポンサーライセンス)
英国政府から「外国人を雇ってよい」と認定された会社の許可証。普通の会社では雇えません。
CoS(Certificate of Sponsorship)
認定企業が発行する「ビザ申請用の仕事証明番号」。紙の証書ではなく政府システム上の参照番号。
eligible occupation(対象職種)
公式リストに入っている職種のこと。掃除・受付など多くの一般職は対象外。
salary threshold(給与基準)
最低いくら以上の給料が必要、というライン。職種や年度で金額が変わる。
going rate(職種別給与水準)
職種ごとに定められた「この仕事ならこの給料以上が必要」というモノサシ。
CEFR B1
日常会話+簡単な仕事の説明ができる中級レベルの英語力。公式試験や学位で証明する。
ILR(永住相当の許可)
期限なしで英国に住める許可。5年住めば申請できる場合がありますが自動ではありません。
IHS(医療保険料)
英国 NHS を使うための前払い保険料。ビザ申請時にまとめて支払います。
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どう進む?(ステップ)

大まかな流れです。実際の順序・必要書類は公式ページで確認してください。

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英国の認定企業から内定をもらう(=英国政府にスポンサー登録された会社)。普通の会社では雇えません。

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会社にCoS(仕事証明番号)を出してもらう。これは仕事内容・給料・開始日を政府システムに登録した参照番号です。

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仕事が対象職種かを確認する。どんな仕事でもよいわけではなく、公式の対象職種リストに入っている必要があります。

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給料が最低ラインを超えているかを確認する。職種や年度ごとに金額が変わります。

5

英語力を証明する。公式が認める英語試験や、英語で学んだ学位などで示します。

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オンラインで申請し、申請費用・医療保険料(IHS)を支払う。国外申請と英国内切り替えで手続きが変わります。

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似た制度と、どう違うか

混同されやすい制度と並べて、立ち位置の違いを整理します。

くらべる軸Skilled Worker visaHealth and Care Worker visaGlobal Talent visa
目的・立ち位置認定雇用主の下で対象職に就く一般就労ビザ医療・介護の対象職に絞った就労ビザ学術・芸術・デジタル分野の卓越人材ビザ
雇用主スポンサー必須(内定+CoSが要る)必須(内定+CoSが要る)不要
主な要件対象職リスト+最低賃金+英語対象の医療/介護職+英語。医療保険料は免除推薦(endorsement)または該当する受賞歴
家族帯同配偶者・子は要件を満たせば帯同可配偶者・子は要件を満たせば帯同可配偶者・子は要件を満たせば帯同可
在留・永住(ILR)最長5年+更新可、5年で永住申請可最長5年+更新可、5年で永住申請可最長5年+更新可、3年または5年で永住申請可
ポイント。最大の違いは「雇用主スポンサーが要るか」。Skilled Worker と Health and Care Worker は認定雇用主の内定+CoSが必須。Global Talent は雇用主不要で推薦ベースです(Health and Care Worker は Skilled Worker の医療・介護版で、医療保険料が免除される点が大きな違い)。
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できること・できないこと

✅ できること

  • イギリスで技能・就労として活動できる
  • イギリスで働ける(報酬を得る活動ができる)
  • 更新できる場合がある

🚫 できないこと

  • 内定(雇用)なしでは取りにくい
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人数・選ばれ方

枠・抽選・ポイント制・スポンサーなど、選ばれ方のしくみです。

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人数枠

年間総数の上限は撤廃。ただし対象職種・最低賃金で実質的にフィルタされる。

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ポイント制

ポイント制(学位・英語・給与・認定スポンサー職など合計70点)が形式上あるが、ほぼ条件チェックに近い。

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スポンサー

必須。認定雇用主の Sponsor Licence がないと申請できない。

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なぜ、この制度があるか

イギリス Skilled Worker ビザが、なぜ・どんな目的で設けられているか。

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受け入れの目的

英国の労働市場で必要とされる技能労働者を、認定企業を介して海外から呼び込むための制度です。 EU離脱後の労働力需要に対応し、職種・給与・英語力のラインを設けて運用されています。

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誤解されやすい点

「英国は移民を絞っている」と一括りで語られがちですが、Skilled Worker は逆に 「対象職種の認定雇用主が必要」というハードルで通行人数を絞りつつ、就労人材の招き入れに使われています。

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勘違いしやすい点

認定スポンサーから内定がなくても、要件さえ満たせば申請できる
いいえ。Home Office に認定された雇用主からの内定と、その雇用主が出す「certificate of sponsorship(CoS)」が申請に必須です。
このビザがあれば、スポンサー以外の会社でも自由に好きな仕事に就ける
いいえ。原則はCoSに書かれたスポンサー雇用主・対象職での就労が前提で、追加就労には別途ルールがあります。
賃金は会社が決めればよく、ビザ側の最低賃金ラインは特に決まっていない
いいえ。標準で年£41,700以上かつ職種ごとの going rate 以上が必要です(一定の条件で£33,400まで下がる場合あり)。
公式の出典
最終確認日 2026-05-28

この解説は制度を理解するためのもので、個別の在留・就労・ビザの許可を保証するものではありません。最新の要件は必ず公式ページでご確認ください。