日本 永住者
通常10年以上の在留、安定した生計、納税・年金の履行、素行善良が条件の、期限なしの在留資格です。
まず、30秒で
細かい話の前に、これがどんな制度かをつかみましょう。
日本に長期居住する者向けの無期限の在留資格。
日本で永住・定住を目的とする、対象国籍の人。
永住・長期滞在を目的に日本に滞在します。
在留期間の制限はありません(更新の手続きは別途)。
やさしく言うと
実際の人数と国籍
この制度で実際にどれくらいの人がいて、どこの国・地域の人が多いかを、公式統計から示します。
主な条件を、やさしく
この制度で実際に見られる主な条件です。細かい要件は分野・国籍で変わります。
滞在実績
必須通常 10 年以上の在留(うち就労資格・居住資格 5 年以上)が必要。高度専門職等で短縮ルートあり。
素行
必須素行が善良であることが必要。
生計
必須安定した生計を維持できることが必要。
納税・年金
必須公的義務(納税・年金等)の履行が必要。
むずかしい言葉を、やさしく
この制度でよく出てくる用語を「つまり何か」で説明します。
どう進む?(ステップ)
大まかな流れです。実際の順序・必要書類は公式ページで確認してください。
現在の在留資格で日本に滞在する。永住者は他の在留資格から「切り替え」で取得します。
滞在年数を積む。原則10年以上(うち就労・居住資格で5年以上)。
納税・年金などの公的義務を漏れなく履行する。
素行善良を保つ(前科・重大な交通違反などがあると不許可になり得ます)。
出入国在留管理庁に永住申請を行う。
似た制度と、どう違うか
混同されやすい制度と並べて、立ち位置の違いを整理します。
| くらべる軸 | 日本 永住者 | 日本 育成就労(2027 年施行予定) | 日本 家族滞在 |
|---|---|---|---|
| 制度の目的 | 永住・長期滞在 | 就労 | 家族・配偶者 |
| 在留期間の目安 | 無期限 | 最長3年 | 最長5年 |
| 家族の帯同 | 要件を満たせば帯同できる | 帯同に制限がある | 帯同に制限がある |
| 永住への道 | 永住・定住につながる道がある | — | — |
| 内定(雇用)の要否 | 内定がなくても申請できる場合がある | 内定(雇用)が必要 | 内定がなくても申請できる場合がある |
できること・できないこと
✅ できること
- +日本で永住・定住として活動できる
- +日本で働ける(報酬を得る活動ができる)
- +更新できる場合がある
- +家族を帯同できる場合がある
- +永住・定住につながる道がある
🚫 できないこと
- −対象や活動の範囲を超える利用はできない
なぜ、この制度があるか
日本 永住者が、なぜ・どんな目的で設けられているか。
長期定着・定住
条件を満たした人が日本に長く・安定して住めるようにするための制度です。
ここを押さえる
この制度で特に間違えやすい・見落としやすい点です。
10年居住すれば自動付与ではありません。必ず申請+審査が必要です。
配偶者・子の永住は別ルート(家族関係に基づく短縮要件あり)です。
永住者でも一定期間日本を離れると在留資格を失う場合があります。
永住権は「日本国籍取得」ではありません。国籍を取るには別途「帰化」の手続きが必要です。