日本 高度専門職
高度学術研究・高度専門技術・高度経営管理のいずれかで合計 70 点以上のポイントを達成すれば取得できる、優遇の手厚い在留資格です。
まず、30秒で
細かい話の前に、これがどんな制度かをつかみましょう。
学歴・職歴・年収・年齢・研究実績などをポイント化して、合計 70 点以上の高度人材に与えられる在留資格です。
日本で技能・就労を目的とする、対象国籍の人。
就労を目的に日本に滞在します。
在留期間の制限はありません(更新の手続きは別途)。
やさしく言うと
実際の人数と国籍
この制度で実際にどれくらいの人がいて、どこの国・地域の人が多いかを、公式統計から示します。
主な条件を、やさしく
この制度で実際に見られる主な条件です。細かい要件は分野・国籍で変わります。
学歴ポイント
必須学士・修士・博士などの学歴がポイント加算対象。
職歴ポイント
必須関連分野の実務経験年数がポイント加算対象。
年収ポイント
必須年齢に応じた年収しきい値ごとにポイント加算。
年齢ポイント
必須若年層に加点される設計。
合計ポイント
必須1 号は合計 70 点以上、2 号は更に在留実績の追加要件あり。
むずかしい言葉を、やさしく
この制度でよく出てくる用語を「つまり何か」で説明します。
どう進む?(ステップ)
大まかな流れです。実際の順序・必要書類は公式ページで確認してください。
自分の活動分類(学術研究/高度専門・技術/高度経営・管理)を選ぶ。
ポイント計算表で 70 点以上達成できるか確認する。
日本の受入機関(大学・企業)と契約する。
受入機関が COE 申請を行う。
在外公館で査証申請→来日→空港で在留カード受領。
3 年以上活動すれば 2 号への切替を申請可能。80 点以上なら永住申請が 1 年居住で可能なルートも。
似た制度と、どう違うか
混同されやすい制度と並べて、立ち位置の違いを整理します。
| くらべる軸 | 日本 高度専門職 | 日本 留学 | 日本 永住者 |
|---|---|---|---|
| 制度の目的 | 就労 | 留学・学生 | 永住・長期滞在 |
| 在留期間の目安 | 無期限 | 最長4年 | 無期限 |
| 家族の帯同 | 要件を満たせば帯同できる | — | 要件を満たせば帯同できる |
| 永住への道 | 永住・定住につながる道がある | — | 永住・定住につながる道がある |
| 内定(雇用)の要否 | 内定(雇用)が必要 | 内定がなくても申請できる場合がある | 内定がなくても申請できる場合がある |
できること・できないこと
✅ できること
- +日本で技能・就労として活動できる
- +日本で働ける(報酬を得る活動ができる)
- +更新できる場合がある
- +家族を帯同できる場合がある
- +永住・定住につながる道がある
🚫 できないこと
- −内定(雇用)なしでは取りにくい
人数・選ばれ方
枠・抽選・ポイント制・スポンサーなど、選ばれ方のしくみです。
人数枠
在留資格としての年間上限はありません。
ポイント制
あり。学歴・職歴・年収・年齢・研究実績・日本語などで 70 点以上を達成する必要があります。
スポンサー
雇用主または受入機関が必要。
なぜ、この制度があるか
日本 高度専門職が、なぜ・どんな目的で設けられているか。
受け入れの目的
日本の経済・研究・先端産業に貢献する、学歴・職歴・収入が高い高度人材を優先的に呼び込むための在留資格です。 永住申請の居住要件短縮、複合活動可、家族帯同可など、優遇が手厚く設計されています。
誤解されやすい点
「日本に住みたい外国人」全員が対象ではなく、ポイント表で 70 点以上を達成できる層に限定された制度です。
ここを押さえる
この制度で特に間違えやすい・見落としやすい点です。
1 号と 2 号の違いを混同しがちです。2 号は更新無制限・配偶者の就労制限緩和など待遇がさらに手厚いです。
70 点・80 点のラインは活動分類で配点が異なるため、自分の分類で計算しないと意味がありません。
ポイント要件を満たしても、受入機関や活動内容の妥当性は別途審査されます。