ドイツ EU Blue Card
大学学位+政府の定めた年収しきい値以上の雇用契約があれば申請できる、永住への近道として設計された高度人材就労ビザです。
まず、30秒で
細かい話の前に、これがどんな制度かをつかみましょう。
大学学位と一定年収を満たす高度人材向けの EU 共通就労ビザ。
ドイツで就労を目的とする、対象国籍の人。
就労を目的にドイツに滞在します。
在留期間の目安です。
やさしく言うと
実際の人数と国籍
この制度で実際にどれくらいの人がいて、どこの国・地域の人が多いかを、公式統計から示します。
主な条件を、やさしく
この制度で実際に見られる主な条件です。細かい要件は分野・国籍で変わります。
学歴
必須大学学位(または同等の専門資格)が必須。ドイツの大学卒業者には特例ルートもあります。
雇用契約
必須ドイツ企業との雇用契約(年収基準を満たすもの)が必要。
報酬
必須年度ごとに定められる最低年収(2024 年時点で約 45,300 ユーロ、IT 等の不足職種は約 41,041 ユーロ)以上が必要。
スポンサー
必須ドイツ企業(雇用主)がスポンサーとして雇用契約を結ぶ。
ドイツ語
条件・考慮申請段階の試験要件なし。永住短縮ルートで A1(33 か月)/ B1(21 か月)が必要。
無犯罪証明
条件・考慮ドイツ大使館・領事館での申請時に求められることあり。
むずかしい言葉を、やさしく
この制度でよく出てくる用語を「つまり何か」で説明します。
どう進む?(ステップ)
大まかな流れです。実際の順序・必要書類は公式ページで確認してください。
大学学位(あるいは認められた同等資格)を持つことを確認する。
ドイツ企業から、政府が定めた給与しきい値以上の雇用オファーをもらう。
本国のドイツ大使館・領事館で Blue Card を申請する。
入国後、外国人局で Blue Card(4 年有効)を受領。
21〜33 か月後、ドイツ語要件を満たして永住相当(Niederlassungserlaubnis)を申請可能。
似た制度と、どう違うか
混同されやすい制度と並べて、立ち位置の違いを整理します。
| くらべる軸 | ドイツ EU Blue Card | ドイツ 学生ビザ | ドイツ 永住許可(Niederlassungserlaubnis) |
|---|---|---|---|
| 制度の目的 | 就労 | 留学・学生 | 永住・長期滞在 |
| 在留期間の目安 | 最長4年 | 公式ページで確認(就学期間に応じる) | 無期限 |
| 内定(雇用)の要否 | 内定(雇用)が必要 | 内定がなくても申請できる場合がある | 内定がなくても申請できる場合がある |
できること・できないこと
✅ できること
- +ドイツで就労として活動できる
- +ドイツで働ける(報酬を得る活動ができる)
🚫 できないこと
- −内定(雇用)なしでは取りにくい
なぜ、この制度があるか
ドイツ EU Blue Cardが、なぜ・どんな目的で設けられているか。
労働力・人材の確保
ドイツが必要とする分野の人材を、条件を満たす外国人から受け入れるための制度です。