外国人制度まるわかりガイド
イギリスへ行く制度
🌐 対象国籍の人 イギリス

イギリス 無期限残留許可(ILR)

Indefinite Leave to Remain (ILR) / Settle in the UK

5 年以上の合法滞在+英語要件+Life in the UK テスト合格+無犯罪歴で取得できる、期限なしの英国滞在許可(Indefinite Leave to Remain, ILR)です。

就労できる就学できる在留 無期限家族帯同 可永住への道あり
1

まず、30秒で

細かい話の前に、これがどんな制度かをつかみましょう。

🧭
これは何?

通算 5 年以上(ルートにより異なる)の合法滞在後に取得できる無期限残留許可。

👤
だれのため?

イギリスで永住・定住を目的とする、対象国籍の人。

🏠
何をする?

永住・長期滞在を目的にイギリスに滞在します。

📊
どれくらい?

在留期間の制限はありません(更新の手続きは別途)。

2

やさしく言うと

英国で 5 年以上合法的に滞在した外国籍の人で、期限なしの滞在許可を得たい人向けの「永住相当」制度です。
3

実際の人数と国籍

この制度で実際にどれくらいの人がいて、どこの国・地域の人が多いかを、公式統計から示します。

定住許可(永住相当の無期限残留許可)の付与件数
146,119
2025年(1月〜12月) 時点
国籍・地域の内訳(多い順)
インド24,493人
パキスタン13,194人
ナイジェリア10,160人
トルコ8,740人
イラン6,538人
フィリピン6,063人
英国のSettlement(定住許可=在留期間の制限がなくなる永住相当の地位)の2025年の付与件数は146,119件。EU離脱後のEU定住制度(EUSS)は別集計で含まない。最多はインドで全体の約17%、次いでパキスタン・ナイジェリア・トルコの順。理由別では家族関係が最も多く、次いで就労。
4

主な条件を、やさしく

この制度で実際に見られる主な条件です。細かい要件は分野・国籍で変わります。

📋
滞在実績
必須

通常 5 年以上の合法滞在実績が必要(ルートにより 2〜10 年で異なる)。

🗣️
英語
必須

B1 相当の英語力(または英語圏出身・英語学位など)が必要。

📋
Life in the UK test
必須

「Life in the UK」テスト合格が必要。

5

むずかしい言葉を、やさしく

この制度でよく出てくる用語を「つまり何か」で説明します。

ILR(Indefinite Leave to Remain)
期限なしで英国に住み・働ける状態。日本語の「永住」に相当しますが、市民権(British citizenship)とは別物です。
Life in the UK テスト
英国の歴史・社会・制度に関する公式試験。ILR と帰化の両方で必須です。
5 年滞在条件
通常 5 年連続でビザ滞在することが基本。Innovator Founder などは 3 年、家族関係や保護資格は 2〜10 年と異なります。
6

どう進む?(ステップ)

大まかな流れです。実際の順序・必要書類は公式ページで確認してください。

1

Skilled Worker・配偶者ビザ等で 5 年(一部は 2〜10 年)合法滞在する。

2

英語要件(CEFR B1 相当)を試験などで証明する。

3

Life in the UK テスト(英国社会・歴史の試験)に合格する。

4

5 年間で英国を 180 日以上連続不在にしていないか確認する。

5

オンラインで ILR を申請し、生体認証を行う。

7

似た制度と、どう違うか

混同されやすい制度と並べて、立ち位置の違いを整理します。

くらべる軸イギリス 無期限残留許可(ILR)イギリス Graduate visa(卒業後就労)イギリス 家族ビザ(Family visa)
制度の目的永住・長期滞在就労家族・配偶者
在留期間の目安無期限最長2年公式ページで確認(サブカテゴリによ…
家族の帯同要件を満たせば帯同できる要件を満たせば帯同できる
永住への道永住・定住につながる道がある
内定(雇用)の要否内定がなくても申請できる場合がある内定がなくても申請できる場合がある内定がなくても申請できる場合がある
ポイント。同じイギリスの主な制度と並べて、目的・在留・家族・永住での立ち位置の違いを整理しています。
8

できること・できないこと

✅ できること

  • イギリスで永住・定住として活動できる
  • イギリスで働ける(報酬を得る活動ができる)
  • 更新できる場合がある
  • 家族を帯同できる場合がある
  • 永住・定住につながる道がある

🚫 できないこと

  • 対象や活動の範囲を超える利用はできない
9

なぜ、この制度があるか

イギリス 無期限残留許可(ILR)が、なぜ・どんな目的で設けられているか。

🏠
長期定着・定住

条件を満たした人がイギリスに長く・安定して住めるようにするための制度です。

10

ここを押さえる

この制度で特に間違えやすい・見落としやすい点です。

💡

5 年経過すれば自動付与ではありません。申請+審査が必要です。

💡

180 日ルール(年間で連続 180 日以上不在)に注意。

💡

市民権を取るなら ILR 取得後さらに 1 年(または婚姻なら即時)経過してから naturalisation を申請します。

公式の出典
最終確認日 2026-05-28

この解説は制度を理解するためのもので、個別の在留・就労・ビザの許可を保証するものではありません。最新の要件は必ず公式ページでご確認ください。