イギリス 無期限残留許可(ILR)
5 年以上の合法滞在+英語要件+Life in the UK テスト合格+無犯罪歴で取得できる、期限なしの英国滞在許可(Indefinite Leave to Remain, ILR)です。
まず、30秒で
細かい話の前に、これがどんな制度かをつかみましょう。
通算 5 年以上(ルートにより異なる)の合法滞在後に取得できる無期限残留許可。
イギリスで永住・定住を目的とする、対象国籍の人。
永住・長期滞在を目的にイギリスに滞在します。
在留期間の制限はありません(更新の手続きは別途)。
やさしく言うと
実際の人数と国籍
この制度で実際にどれくらいの人がいて、どこの国・地域の人が多いかを、公式統計から示します。
主な条件を、やさしく
この制度で実際に見られる主な条件です。細かい要件は分野・国籍で変わります。
滞在実績
必須通常 5 年以上の合法滞在実績が必要(ルートにより 2〜10 年で異なる)。
英語
必須B1 相当の英語力(または英語圏出身・英語学位など)が必要。
Life in the UK test
必須「Life in the UK」テスト合格が必要。
むずかしい言葉を、やさしく
この制度でよく出てくる用語を「つまり何か」で説明します。
どう進む?(ステップ)
大まかな流れです。実際の順序・必要書類は公式ページで確認してください。
Skilled Worker・配偶者ビザ等で 5 年(一部は 2〜10 年)合法滞在する。
英語要件(CEFR B1 相当)を試験などで証明する。
Life in the UK テスト(英国社会・歴史の試験)に合格する。
5 年間で英国を 180 日以上連続不在にしていないか確認する。
オンラインで ILR を申請し、生体認証を行う。
似た制度と、どう違うか
混同されやすい制度と並べて、立ち位置の違いを整理します。
| くらべる軸 | イギリス 無期限残留許可(ILR) | イギリス Graduate visa(卒業後就労) | イギリス 家族ビザ(Family visa) |
|---|---|---|---|
| 制度の目的 | 永住・長期滞在 | 就労 | 家族・配偶者 |
| 在留期間の目安 | 無期限 | 最長2年 | 公式ページで確認(サブカテゴリによ… |
| 家族の帯同 | 要件を満たせば帯同できる | — | 要件を満たせば帯同できる |
| 永住への道 | 永住・定住につながる道がある | — | — |
| 内定(雇用)の要否 | 内定がなくても申請できる場合がある | 内定がなくても申請できる場合がある | 内定がなくても申請できる場合がある |
できること・できないこと
✅ できること
- +イギリスで永住・定住として活動できる
- +イギリスで働ける(報酬を得る活動ができる)
- +更新できる場合がある
- +家族を帯同できる場合がある
- +永住・定住につながる道がある
🚫 できないこと
- −対象や活動の範囲を超える利用はできない
なぜ、この制度があるか
イギリス 無期限残留許可(ILR)が、なぜ・どんな目的で設けられているか。
長期定着・定住
条件を満たした人がイギリスに長く・安定して住めるようにするための制度です。
ここを押さえる
この制度で特に間違えやすい・見落としやすい点です。
5 年経過すれば自動付与ではありません。申請+審査が必要です。
180 日ルール(年間で連続 180 日以上不在)に注意。
市民権を取るなら ILR 取得後さらに 1 年(または婚姻なら即時)経過してから naturalisation を申請します。