ドイツ 職業訓練ビザ(Berufsausbildung)
ドイツ企業/職業学校との訓練契約+ドイツ語 CEFR B1 相当+生活費の証明で取得できる、2 〜 3 年半の職業訓練ビザです。
まず、30秒で
細かい話の前に、これがどんな制度かをつかみましょう。
ドイツの職業訓練(デュアル制度または学校型)に参加したい外国人向けのビザです。
ドイツで留学・学生を目的とする、対象国籍の人。
留学・学生を目的にドイツに滞在します。
在留期間の目安です。
やさしく言うと
実際の人数と国籍
この制度で実際にどれくらいの人がいて、どこの国・地域の人が多いかを、公式統計から示します。
主な条件を、やさしく
この制度で実際に見られる主な条件です。細かい要件は分野・国籍で変わります。
訓練契約
必須ドイツの企業または職業学校との訓練契約が必要。
ドイツ語
必須CEFR B1 相当(学校型)または訓練に必要なレベルのドイツ語が必要。
生活費
必須訓練手当(デュアル制度)で生計が成り立つこと、または不足分を Sperrkonto で示すこと。
むずかしい言葉を、やさしく
この制度でよく出てくる用語を「つまり何か」で説明します。
どう進む?(ステップ)
大まかな流れです。実際の順序・必要書類は公式ページで確認してください。
ドイツの職業訓練先(企業または職業学校)を探し、訓練契約をもらう。
訓練に必要なドイツ語レベル(CEFR B1 相当が一般)を試験などで証明する。
生活費を訓練手当+必要に応じて Sperrkonto で示す。
本国のドイツ大使館で職業訓練ビザを申請する。
渡独後、外国人局で滞在許可(Aufenthaltstitel)に切り替える。
訓練修了後、就労ビザへ切り替えてドイツで働き続ける道がある。
似た制度と、どう違うか
混同されやすい制度と並べて、立ち位置の違いを整理します。
| くらべる軸 | ドイツ 職業訓練ビザ(Berufsausbildung) | ドイツ EU Blue Card | ドイツ IT 専門職ビザ |
|---|---|---|---|
| 制度の目的 | 留学・学生 | 就労 | 就労 |
| 在留期間の目安 | 最長3年 | 最長4年 | 最長4年 |
| 内定(雇用)の要否 | 内定(雇用)が必要 | 内定(雇用)が必要 | 内定(雇用)が必要 |
できること・できないこと
✅ できること
- +ドイツで留学・学生として活動できる
- +ドイツで働ける(報酬を得る活動ができる)
- +更新できる場合がある
🚫 できないこと
- −内定(雇用)なしでは取りにくい
人数・選ばれ方
枠・抽選・ポイント制・スポンサーなど、選ばれ方のしくみです。
人数枠
年間上限はありません。
スポンサー
訓練先の企業または職業学校がスポンサー。
なぜ、この制度があるか
ドイツ 職業訓練ビザ(Berufsausbildung)が、なぜ・どんな目的で設けられているか。
受け入れの目的
ドイツの慢性的な技能労働者不足を解消するため、若い外国人を職業訓練として受け入れ、訓練修了後にドイツの労働市場に統合する制度です。 デュアル職業訓練はドイツ独特の「企業実習+職業学校通学」のハイブリッド制度として国際的にも有名です。
誤解されやすい点
「研修目的」ではなく「ドイツでキャリアを始める」入口として位置づけられています。修了後の就労ビザ・永住ルートが整備されています。
ここを押さえる
この制度で特に間違えやすい・見落としやすい点です。
デュアル制度は給与が出ますが、生活費を完全に賄うには不足することがあります。
訓練修了後は就労ビザへの切り替えがスムーズで、永住への近道とされます。
年齢制限はありませんが、訓練の性質上、若い世代が大多数です。