ドイツ 永住許可(Niederlassungserlaubnis)
通算 5 年以上の合法滞在+ドイツ語能力+安定した収入で取得できる、期限なしの居住・就労許可(Niederlassungserlaubnis)です。
まず、30秒で
細かい話の前に、これがどんな制度かをつかみましょう。
通算 5 年以上の合法滞在を基に取得できる期限のない居住・就労許可。
ドイツで永住・定住を目的とする、対象国籍の人。
永住・長期滞在を目的にドイツに滞在します。
在留期間の制限はありません(更新の手続きは別途)。
やさしく言うと
実際の人数と国籍
この制度で実際にどれくらいの人がいて、どこの国・地域の人が多いかを、公式統計から示します。
主な条件を、やさしく
この制度で実際に見られる主な条件です。細かい要件は分野・国籍で変わります。
滞在実績
必須通常 5 年以上の合法滞在(Blue Card 等の特例ルートは 21〜33 か月)。
ドイツ語
必須通常 B1 相当(Blue Card 経由は A1〜B1 で短縮ルートあり)。
収入・生計
必須安定した生計の証明と社会保険拠出が必要。
むずかしい言葉を、やさしく
この制度でよく出てくる用語を「つまり何か」で説明します。
どう進む?(ステップ)
大まかな流れです。実際の順序・必要書類は公式ページで確認してください。
合法的な滞在許可で 5 年以上ドイツに住む(Blue Card 等の特例で 21〜33 か月まで短縮可能)。
ドイツ語能力(CEFR B1 つまり中級レベル)を試験などで証明する。
年金・税の納付実績、安定した収入を示す。
外国人局(Ausländerbehörde)に Niederlassungserlaubnis の申請を行う。
似た制度と、どう違うか
混同されやすい制度と並べて、立ち位置の違いを整理します。
| くらべる軸 | ドイツ 永住許可(Niederlassungserlaubnis) | ドイツ EU Blue Card | ドイツ IT 専門職ビザ |
|---|---|---|---|
| 制度の目的 | 永住・長期滞在 | 就労 | 就労 |
| 在留期間の目安 | 無期限 | 最長4年 | 最長4年 |
| 家族の帯同 | 要件を満たせば帯同できる | — | 要件を満たせば帯同できる |
| 永住への道 | 永住・定住につながる道がある | — | — |
| 内定(雇用)の要否 | 内定がなくても申請できる場合がある | 内定(雇用)が必要 | 内定(雇用)が必要 |
できること・できないこと
✅ できること
- +ドイツで永住・定住として活動できる
- +ドイツで働ける(報酬を得る活動ができる)
- +更新できる場合がある
- +家族を帯同できる場合がある
- +永住・定住につながる道がある
🚫 できないこと
- −対象や活動の範囲を超える利用はできない
なぜ、この制度があるか
ドイツ 永住許可(Niederlassungserlaubnis)が、なぜ・どんな目的で設けられているか。
長期定着・定住
条件を満たした人がドイツに長く・安定して住めるようにするための制度です。
ここを押さえる
この制度で特に間違えやすい・見落としやすい点です。
5 年居住すれば自動付与ではありません。年金・税・収入・ドイツ語の確認が必要です。
国籍取得(Einbürgerung)とは別物です。