ドイツ オポチュニティ・カード(Chancenkarte)
内定なしでもドイツで仕事探しができる、ポイント制の求職滞在許可です(2024年導入)。
まず、30秒で
細かい話の前に、これがどんな制度かをつかみましょう。
まだ内定がなくても、ドイツで仕事を探すために最長1年滞在できる、2024年導入の制度です。
ドイツで就労を目的とする、対象国籍の人。
就労を目的にドイツに滞在します。
在留期間の目安です。
やさしく言うと
実際の人数と国籍
この制度で実際にどれくらいの人がいて、どこの国・地域の人が多いかを、公式統計から示します。
主な条件を、やさしく
この制度で実際に見られる主な条件です。細かい要件は分野・国籍で変わります。
学歴または職歴
必須公的資格・大学学位または相応の職歴が必要(ポイント加算)。
言語
条件・考慮ドイツ語または英語のレベルがポイントに加算される。
資金証明
必須求職活動中の生活費を支弁できる証明が必要。
むずかしい言葉を、やさしく
この制度でよく出てくる用語を「つまり何か」で説明します。
どう進む?(ステップ)
大まかな流れです。実際の順序・必要書類は公式ページで確認してください。
自分がポイント条件を満たすかを確認する。学歴・職歴・語学(ドイツ語または英語)・年齢などが加点項目です。
求職活動中の生活費を払える資金証明を用意する。
ドイツの在外公館または公式オンラインで申請する。
ドイツに渡航し、仕事を探す。求職中はパートタイム就労や就労トライアルも可能です。
仕事が決まったら、就労ビザや EU Blue Card などに切り替える。
似た制度と、どう違うか
混同されやすい制度と並べて、立ち位置の違いを整理します。
| くらべる軸 | チャンスカード | EUブルーカード | 一般就労ビザ |
|---|---|---|---|
| 目的 | 仕事を探すため入国する | 高度人材として働く | 資格に合う仕事で働く |
| 入国時の仕事の要否 | 不要(求職用) | 雇用契約が必要 | 雇用契約が必要 |
| 滞在中の就労範囲 | 週20時間まで+試用2週間 | 本契約のフルタイム就労 | 本契約のフルタイム就労 |
| 有効期間 | 最長12カ月(延長制度あり) | 契約期間+3カ月(最長4年) | 雇用に応じた期間 |
| 永住・ゴール | 直接はつながらない(就労許可へ切替) | 早期に定住許可(21〜27カ月) | 就労4年で定住許可へ |
できること・できないこと
✅ できること
- +ドイツで就労として活動できる
🚫 できないこと
- −対象や活動の範囲を超える利用はできない
人数・選ばれ方
枠・抽選・ポイント制・スポンサーなど、選ばれ方のしくみです。
人数枠
公表されている年間上限は見当たりません(公式情報で確認中)。
ポイント制
あり。学歴・職歴・語学(独語または英語)・年齢などの合計点で判定。
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不要。内定なしで申請できます。
年齢の上限
35歳以下が加点(35歳超でも申請は可能だが加点はなくなる)。
なぜ、この制度があるか
ドイツ オポチュニティ・カード(Chancenkarte)が、なぜ・どんな目的で設けられているか。
受け入れの目的
ドイツの労働市場の慢性的な人手不足を解消するため、まだ内定がない外国人に 「ドイツ国内で仕事を探す」滞在を認める制度です(2024年導入)。 内定取得後は就労ビザや EU Blue Card に切り替えて長期就労につなげる入口として運用されています。
誤解されやすい点
「ポイント制」は永住権付与ではなく、求職滞在の入場券です。 EU/EEA/スイス国籍者はそもそも自由移動原則でビザ不要のため、本制度の対象は EU/EEA/スイス 以外の国籍者です。