ドイツ IT 専門職ビザ
ドイツ IT 企業の雇用契約+ 2 年以上の IT 実務経験+給与基準+ CEFR B1 ドイツ語で取得できる、学位不要の就労ビザです。
まず、30秒で
細かい話の前に、これがどんな制度かをつかみましょう。
ドイツの IT 業界で働きたい外国人向けの特例就労ビザです。
ドイツで就労を目的とする、対象国籍の人。
就労を目的にドイツに滞在します。
在留期間の目安です。
やさしく言うと
実際の人数と国籍
この制度で実際にどれくらいの人がいて、どこの国・地域の人が多いかを、公式統計から示します。
主な条件を、やさしく
この制度で実際に見られる主な条件です。細かい要件は分野・国籍で変わります。
IT 実務経験
必須過去 7 年間で 2 年以上、IT 関連分野の実務経験があること。
雇用契約
必須ドイツの IT 関連企業との雇用契約またはオファーが必要。
給与
必須連邦雇用庁が定める標準給与(多くの場合年 45,000 EUR 超)を満たす給与。
ドイツ語
条件・考慮CEFR B1 相当のドイツ語を試験などで証明(一部例外あり)。
むずかしい言葉を、やさしく
この制度でよく出てくる用語を「つまり何か」で説明します。
どう進む?(ステップ)
大まかな流れです。実際の順序・必要書類は公式ページで確認してください。
ドイツの IT 関連企業から雇用オファーをもらう。
過去 7 年間で 2 年以上の IT 実務経験を証明する書類を準備する。
給与が連邦雇用庁の標準給与(多くの場合年 45,000 EUR 超)を上回ることを示す。
ドイツ語 CEFR B1 相当を証明する(英語業務環境なら免除可)。
本国のドイツ大使館で IT 専門職ビザを申請する。
渡独後、外国人局で滞在許可(Aufenthaltstitel)に切り替える。
似た制度と、どう違うか
混同されやすい制度と並べて、立ち位置の違いを整理します。
| くらべる軸 | ドイツ IT 専門職ビザ | ドイツ 学生ビザ | ドイツ 永住許可(Niederlassungserlaubnis) |
|---|---|---|---|
| 制度の目的 | 就労 | 留学・学生 | 永住・長期滞在 |
| 在留期間の目安 | 最長4年 | 公式ページで確認(就学期間に応じる) | 無期限 |
| 家族の帯同 | 要件を満たせば帯同できる | — | 要件を満たせば帯同できる |
| 内定(雇用)の要否 | 内定(雇用)が必要 | 内定がなくても申請できる場合がある | 内定がなくても申請できる場合がある |
できること・できないこと
✅ できること
- +ドイツで就労として活動できる
- +ドイツで働ける(報酬を得る活動ができる)
- +更新できる場合がある
- +家族を帯同できる場合がある
🚫 できないこと
- −内定(雇用)なしでは取りにくい
人数・選ばれ方
枠・抽選・ポイント制・スポンサーなど、選ばれ方のしくみです。
人数枠
年間上限はありません。
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ドイツ IT 関連企業の雇用主が必須。
なぜ、この制度があるか
ドイツ IT 専門職ビザが、なぜ・どんな目的で設けられているか。
受け入れの目的
ドイツの慢性的な IT 人材不足を解消するため、学位の有無を問わず実務経験ベースで IT 専門職を受け入れる特例制度です。 2020 年の専門人材移民法により導入され、IT 人材の獲得を促進しています。
誤解されやすい点
Blue Card や標準就労ビザでは学位が必要ですが、IT 専門職ルートは実務経験で代替できる珍しい制度です。
ここを押さえる
この制度で特に間違えやすい・見落としやすい点です。
大学学位を持たない IT 人材にとって貴重な制度です。
「IT 関連」の定義はやや幅広く、ソフトウェアエンジニア、システム管理、データサイエンスなどが含まれます。
ドイツ語要件は英語業務環境なら免除されることがあります。雇用主と確認してください。